アメリカの信号機について

ボストンという町は、ダウンタウン周辺には、沢山の信号機があります。

ただ、信号機を赤信号でストップするボストンのアメリカ人達の少なさには、正直、留学当初は驚きました。アメリカでは、赤信号でも、自動車が来ていなければ、普通に男の人でも、女の人でも渡ってしまいます。赤信号を、車が来ないのに待っているのは、私の様な日本人の留学生だけなのではと思う事もあります。

これは、赤信号を守るか守らないかだけの問題ではないと思います。自分が問題に遭遇した時に、アメリカ人の多くは、自分で考え、自分で行動してしまう傾向が多いと思います。一方、日本人は、きちんとルールがあればそのルールに従う傾向が強いと思います。

時には、ルールを守ることは大切だと思います。しかし、守っても意味のないルールなら守る必要はないと考えるのはアメリカ人の思考回路なのではないかと思います。

アメリカに留学していると、もちろん英語という言葉のバリアは存在します。ただ、コミュニケーションにおいては言葉だけでなく、アメリカ文化の特性を理解することも時には大事なのではと思いました。近々、EFボストン校に大学進学目的で留学を検討する友人にもこの話をしていです。